literature ~ボクの本棚 小説~

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赤い傘の女の子


子供の頃 よく見た夢
赤い傘を持った女の子と一緒にいた

傘で顔は見えない

可愛い柄のレインコート
赤い長靴


何の夢でも その子は現れる
この子を知っているのか?
僕に何かを伝えようとしているのか?

大人になってからも
たまに夢の中に現れた


ある日 夢の中、雨が止み
女の子が傘をたたんだ

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ギフト episode0 ~毒を持つ者~


はるか昔【村が突然消える】という事件が起こった。

村では1人の少年が生き残った。
その名は『ギフト』...


ギフトは 近くの村で暮らすことになった。
しかし、村を滅ぼした【毒】を持つ悪の子だと嫌われた。

そして1人 村はずれで暮らし
人の物を盗み、人を傷つけ育っていった。

成長したギフトは自分の中にある
特殊な能力に気づき始めた...

ギフト episode0 ~神からの贈り物~


はるか昔【村が突然消える】という事件が起こった。

村では1人の少年が生き残った。
その名は『ギフト』...


ギフトは 近くの村で暮らすことになった。
生き残ったのは【神からの贈り物】だと大切に育てられた。

村人と仲良く、力を合わせ育ったギフトは
みんなに頼られる存在になっていた。

成長したギフトは自分の中にある
特殊な能力に気づき始めた...

生きる意味


僕は悩んでいた...

ビルの屋上
何もない毎日
同じことの繰り返し

『生きる』ってなんだろう。
僕に意味はあるのか!?

ここから飛び降りれば
きっと、違う世界に行ける。

しかし
僕は悩んでいる...

今は意味がない人生も
このまま生き続ければ
意味のあるものになるのか...

もう一人の自分


僕のなかには誰かいる...

二重人格とか
そういうものではない。

頭の中で声がする。
初めての声は7歳のときだった。

両親とキャンプをしていて
一人で山に入ってしまった僕は
道に迷い、泣きながら歩いた。

その時だった。
「パパとママは右の方にいるよ。」
声が聞こえた。
もちろん まわりには誰もいない。

「君は誰?」
と、僕が聞くと
「僕は君だよ。」
そう答えた。

その声と話をしていると
不思議と落ち着いた。

そして無事にもとの場所に戻った。
「ありがとう」
僕は声に お礼を言った。
しかし、返事はなかった。