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刑事・片岡 勇次


最近、放火事件が増えている。
手口から同一犯だと思われる。
しかし、曜日も時間もバラバラで犯人を絞り込めないでいた。


署内に連絡が入る。
放火と思われる火災発生。

俺たちは現場に急いだ。
娘がひどい火傷を負い救急車で運ばれたらしい。

手口から 他の4件と同一犯に間違いない。
そこに、連絡が入る。
すぐ近くで怪しい人物が騒いでいるらしい。

俺は急いで向かった。



そこには、錯乱状態の男がいた。
「助けてくれ!俺が悪かった」
と、一人言を繰り返している。

「大丈夫ですか?」
俺が話しかけると男が言った。
「助けてくれ!クマが...」

???
俺たちには何も見えていない。
ヤク中か!?

「うわー!!」
男は急に大声を出した。
次の瞬間、男の体が炎に包まれた。

俺たちは急いで その火を消そうとしたが間に合わなかった。
一瞬で男は灰になってしまった。


その後の捜査で灰になった男が放火犯だとわかった。
しかし、急に男の体が燃えたことは謎に包まれたままだ。

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