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幸せの壺


ピンポーン
チャイムの音が聞こえた。

ドアを開けるとスーツ姿の男が立っていた。
「幸せになれる壺があるのですが買いませんか?」
男は そう言いニッコリしている。

私の時間が止まった...
普通こういうのって うまいこと言って
買わせるものじゃないの?
頭の中は【?】でいっぱいだった。

「いや、いらないです」
「では幸せになれるブレスレットは いかがでしょう?」
そう男が言うので私は即答した。
「いらないです」

「幸せになれるブレスレットは 無料でお配りしています」
無料という言葉に弱い私だが 怪しすぎるので断った。



「では幸せになれる指輪は いかがでしょう?」
男が言うので私は即答した。
「いらないです。もう帰ってください!」

すると男は言った。
「この指輪は1万円とセットでお配りしています」

...私の頭はパンクしそうだった。
お金とセット?1万円もらえる?
もう意味がわからない。

「1万円と指輪をもらえるの?」
私が聞くと男が言った。
「はい。セットですので」

そして男は1万円と指輪を置いて帰っていった
何も売らずに...

いったい何だったのだろう!?


玄関の端に荷物があった
今日の朝 母親から送られてきた物だ
忙しくて そのままにしていた

届いた荷物を開けると
そこには金色の壺が入っていた...

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