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黒ずくめの男


女子大生のマキはバイトが遅くなり
終電を逃してしまった。

マキは母に電話をして迎えを待った。

誰もいない駅のベンチ
治安が悪いと有名な街が静か過ぎて不安に思えた。

マキは携帯のゲームで時間を潰していた。

ゲームに飽きたマキが辺りを見てみると
近くのベンチに黒ずくめの男が座っていた。

マキは怖くなり
もう1度 母に電話をした。

あと数分で駅に着くと聞き
電話を切らずに待った。



迎えが駅に着き ベンチを見ると
黒ずくめの男の姿はなかった。

助手席の母が言った。
「懐かしいわね。お父さんが亡くなってから来てなかったわ」

「おじいちゃんって、通り魔に殺されちゃったんだっけ?」
とマキが聞くと 車を運転している父が言った。
「お義父さんは仕事中に、この駅で亡くなったんだって」
マキ 「おじいちゃんって何の仕事してたの?」
母  「探偵よ。この街では有名だったんだから」
マキ 「なんで」
母  「夏でも全身 真っ黒の格好だったの」
マキ 「...」

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