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借金返済ゲーム <前編>


俺の名前は『石塚 純二』
酒、女、ギャンブルが好きで
いつの間にか借金は5,000万円にもなっていた。

ある日、変なチラシを手にした。
【あなたの借金をまとめて返済します】
...怪しい。と思いながらも
闇金の取立てに うんざりしていた俺は電話してしまった。

翌日、指定された店に行くと一人の男がやってきた。
愛想のいい男は何かの契約書をカバンから取り出し言った。
「この契約書にサインするだけで あなたの借金はなくなります」

契約書を見てみると
【ゲームに勝てば借金がなくなり、負ければペナルティがある】
と書いてある。
「この負けた場合のペナルティって?」
俺が聞くと男が答えた。
「それはゲームによって違うので、はっきりとは答えられません」
まさか 殺されて臓器を売られるとか...
男は俺の不安を悟ったかのように言った。
「大丈夫です。命までとったりしませんから」



不安は消えなかったが、こんなチャンスは二度とない。
俺は契約書にサインをして男に渡した。

「ゲームの開催日時は後日 連絡します。
指定された場所に来ない、または遅刻した場合は参加意思がないとみなし
借金は働いて返済してもらいます」
サインを確認した男は、そう言い店を出た。


数日後、書留で封筒が届いた。
中にはゲームの日時と場所が書かれた紙とカードが入っていた。
このカードがないと入れない場所らしい。

いよいよゲーム当日
ギャンブル好きの俺は少しワクワクしていた。

指定された場所は普通のビルだった。
地図をよく見るとビルの裏が入口になっている。
裏のドアをカードで開けると、地下への階段しかない。
薄暗い階段を降りるとドアがあった。
しかし開かない...

「石塚さま お待ちしてました」
と、声が聞こえるとドアが開いた。

中に入るとモニターにマスクの男が映り声が聞こえた。
「石塚さま、松本さま ゲームを始めましょう」


----- 借金返済ゲーム <後編> -----

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